【OD3】踊る3感想…というか、思った事

ひよ

2010年07月06日 23:21

「ネタバレ」は無いと思いますが、
踊る3を見てから読んで下さい…。



映画の感想。
というよりは、踊る3に関して感じた事です。

公開後、あちこちでちょこっとずつ、見た方の感想を読んでます。
賛否両論やヨシ。
もちろん否の意見は残念ですけど。
それぞれ踊るの好きな部分や、踊るに対するイメージとか
あと映画としてどうだ、とかいう感想もありますしね。

亀Pが言っていたんだったか。
お客さんに見てもらうまではただのフィルムで、
見てもらって初めて「映画」になる。
って。
作品を見た人が、どう受け取るか、どう思うか
各人のなかにそれぞれの「踊る3」が出来るってことですよね。
言われてみれば、同じものを見聞きしても、同じように感じる
わけじゃないって、当たり前の事なんですが(^^;

で、私はというと
「踊る3」は「踊る」だなーって思いました。
なんだそりゃ(爆)

あのねー、見るまではやっぱりドキドキですよ。
期待も大きけりゃ、不安も大きい。
見る方が緊張するってどーゆー映画なのコレ!(笑)。

ドキドキと緊張の中始まって…
しばらくして自分で驚いたんです。

…あれ、あたし普通に見てる…σ(*Д*;)

って。
なんの違和感もなく、これまでの過去作品をみているかごとく
踊る世界に入ってました。

踊る「3」だとか、2から7年だとか、関係なく、
配置換えとか、新しいキャストとか、新しいストーリーだとか、
今の踊るをひっかかりなく見ちゃってました。

すごい、スゴイっすよ、監督!
来た、キタっすよ、監督!と亀Pと君塚さんと他スタッフとキャスト!(笑)

それに気づいた時、ものすご〜〜〜〜〜く感激&嬉しかった。

後半に行くにつれて、これまでの踊るとは違った雰囲気を
感じるようにはなるんですが、最初の方はホント
びっくりするくらい、普通に受け入れちゃってた。

こんなに新キャストがいるのに、それでも「踊る」として
見れている。
「踊る」って懐の大きい、しっかりした作品なんだなぁ。

もちろん、ツッコミ所もありますよ。
一倉さんがなんか支離滅裂な感じがするとか、
押収品のくだりは分かりにくかったんじゃないかなとか
(私はしゃべるで説明を聞いていたので単純に笑ったけど)
青島とすみれさんてキャラだから許されるけど
冷静に考えたら40男であのラブシーン(?)は
どうなんだ(;´д` ) とか…(笑)

今回、スクリーンで見られなかったキャラがいるのも残念です。
雪乃さん、新城さん、沖田さん…。
だけど、13年、12年、各々の人生を経てまたスクリーンに
戻ってきたキャラがいるように、登場しなかったキャラも
映っていないだけで、今もそれぞれの人生をスクリーンの外で
生きてます…私の中では。
新城さんや沖田さんは、警察庁か警視庁でがんばっているだろうし
雪乃さんは、家で二人の子供相手に、がんばっているのだろうし。

実を言うと「和久さんが居ない」とは特に思いませんでした。
北村さんじゃないけど(爆)
姿はなかったけど、いたよねぇ、和久さん。みんなと一緒に。

「踊る3」は、そう納得できるだけの作品になってました。


まぁ、結局、私は賛否両論意見を聞いて、
「踊る3」について、どう感じたか…。

彼らが作る「踊る」が「踊る」でなくて、なんなのか。
1997年でも、1998年でも、2003年でもない
これが2010年の「踊る」なんだ。

それが今の私の結論です。

これで「踊る4」見る自信がつきました。
どんとこい、踊る4!!!(笑)


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